ママやパパが絵本を読んでみようかなと思った時がはじめ時！
絵本の読み聞かせはいつからでも始めてOKです！ママやパパが絵本を読んでみようかなと思った時がはじめ時です。
絵本の読み聞かせと言うと親が子どもに「してあげる」という感覚だと思いますが、絵本は親子のコミュニケーションツールなんです。
生まれたばかりの赤ちゃんに対してママやパパは日常的に「ミルクだよ」「楽しいね」「きれいになったね」などいろんな語りかけをしていると思います。語りかけを絵本というツールを使ってするという感覚で気軽に絵本を読んでみてください。
読み聞かせのポイントについて
1.ふれあいを大切に読み聞かせをしよう
絵本の読み聞かせの時に意識して欲しいことはふれあいです。膝の上に抱っこして、横に一緒に寝転がって、後ろから包み込むように、うつ伏せの背中をなでながらなど。
絵本を通じてコミュニケーションをしているのでふれあいがあることで更に赤ちゃんにとって絵本の時間が落ち着き、安心できる幸せな時間となるでしょう。
絵本の読み聞かせをしているのに反応が全くないけれど本当に意味があるのかと言われることもありますが、赤ちゃんはママやパパの声は赤ちゃんがおなかの中にいた頃から聞いているので、声を聞くだけで落ち着きます。
2.赤ちゃんに合った絵本を選ぼう
生まれたばかりの赤ちゃんの視力は0.01〜0.02程度で焦点が合うのは15～20ｃｍの範囲と言われています。ほとんど周りが見えない状態です。認識できる色も、黒・白・グレーの三色だけ。
その後の視力は
生後1か月 視力0.05 20～30ｃｍごろから一番初めに赤色を認識できるようになります。
生後2か月 視力0.01 緑、青、黄色などの色を認識や、追視ができるようになります。
生後3か月 視力0.02 あらゆる色を認識できるようになり、カラフルなものが好きになります。
生後４〜６か月 視力0.04～0.08 物の形を認識できるように。形の中でも丸が大好き！
生後8～10か月 視力0.1程度 どんどん視力が発達。ページをめくったり、仕掛けに興味を持つ時期。
視力の発達に合わせた絵本を読むことで赤ちゃんも興味を持ちやすくなります。6カ月を超えてくるといろんなものに興味を持ちだします。乗り物や動物、食べ物など興味があるものに関する絵本は他の本に比べ食いつきがいいです。ぜひお子様の興味ある分野の絵本を探し読んでみてください。いつも以上に絵本タイムを楽しんでくれます。
3.赤ちゃんとパパママの気持ちにゆとりがあるときに読もう
ママやパパの感情を赤ちゃんは感じ取っています。早く寝てほしいと思いながら寝かしつけをしている時になかなか寝てくれないことありますよね？焦ったり、イライラしている気持ちが赤ちゃんに伝わりリラックスして眠れないのが原因の一つだと言われています。
「これをしないといけないのに…」というそわそわした気持ち、余裕がなくイライラしている気持ちは赤ちゃんに伝わってしまっています。せっかくのコミュニケーションタイムを不安定な気持ちで過ごすのではなく、お互いが無理のない範囲で楽しく穏やかな気持ちで過ごせる時に絵本を読んでみてください。きっと幸せな時間になるはずです。
気を付けてほしいこと
絵本を読んで反応がなくても落ち込まないで！
低月齢のうちは絵本を読んでも反応がなかったら本当に意味があるのか疑問に思ってしまうと思います。でも、安心してください、赤ちゃんはちゃんとわかっています！
ママやパパとのふれあいや、話しかけてくれている声は赤ちゃんに安心感を与え絵本の時間を好きになってくれます。
よく赤ちゃんの顔を観察するとちょっとだけ微笑んだり、決まったところで手足を動かしたりしていることもありますよ。
絵本を読んでいるのに聞いてくれない！
子どもの集中できる時間は年齢+1分だと言われています。この時間は最大時間です。絵本を読んでいる途中にどこかへいってしまったり、違うおもちゃで遊びだしたりするのも仕方ないです。
無理に連れ戻さなくても絵本を読んでいる声は聞こえています。どこかへ行ってしまってもママやパパが楽しそうに絵本を読み続けていたら気になって戻ってくることもありますよ。
毎日読まなければ、一日何冊読むと決めないで！
自分でルールを決めて絵本タイムをすると、できなかったときに落ち込んでしまったり、やりきらないとと事務的になってしまいます。
絵本の気分じゃないときに無理やり聞かせようとしてしまったり、しんどい中頑張って疲れ切った顔で読み聞かせをすることに。
子どもはとても敏感なので、楽しくない空気はすぐにわかります。絵本＝嫌なこと、楽しくない時間だと感じてしまうとせっかく頑張ってもマイナスに。
ルールを決めず、お互いが気分よく楽しめる状態で絵本を読みましょう。
気軽な気持ちで絵本の読み聞かせを始めてみてください！
きっと赤ちゃんと楽しい時間を過ごすことができますよ。
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